影絵大会「花咲か爺さん」

昔々、山里に人の良いおじいさんとおばあさんがおりました。おじいさんが畑を耕していると、隣家の”欲張りじいさん”の畑を荒らしている子犬を見つけ。。。

 
お爺さんとお婆さんの田舎の家のシーン画像
 

鬼のように意地悪な欲張り爺さんたちが最後に「その褒美、ちょっと待った!」と殿様に突撃していく場面は、とても面白いですね笑
お殿様のクシャミの表現も声とバッチリ合って素晴らしかったです。そして素材から工夫が見られると思いました。(どうやったらあんなに滑らかに動くのでしょう)画面一杯の桜の花、普通の平地なら木の枝の位置は空の上の方ですが、今にも手に届きそうなこの表現は臨場感を感じました。

POINT
日本人だと多くの人が知っている物語である「花咲か爺さん」。劇中は時間の関係もあり、おそらく省略されているのだと思いますが、最初に欲張り爺さんも同じようにポチに小判を掘らせようとしたところ、小判でなくゴミが出てきたのですね。それで怒ってポチを殺してしまう事になります。(臼のシーンでも同様)そのお約束をリセットしてオリジナルの物語として考えると、また違った味がでてくると思います。